参考文献と成功事例
ユサコ株式会社は昭和25年(1950)より60年以上に渡り、学術雑誌、書籍、データベース、オンライン・デジタルコンテンツの販売／サポートなど学術情報分野におけるリーディングカンパニーとして事業を展開してきました。2006年に4Dクライアント／サーバー環境を構築し、自社開発した基幹サブシステム群（納品管理、販売管理、見積、資産管理など）を業務に活用しています。
ロダン美術館は1919年からオーギュスト・ロダンの作品の保護と継承を守ってきました。4Dのテクノロジーが1989年から、有名な彫刻作品についての文書データの中央集中化と配付に使われています。2001年には、美術館はすべてのアプリケーションの改革を決定し、この仕事を4DパートナーのE Codageに委託しました。製作されたアプリケーションは主にすべての美術館のコレクション（20万件以上）についてデータシートの管理を行いますが、またこれらのコレクションに対して歴史的かつ科学的なモニタリングとそれに関連する管理業務も含まれます。RODIN-COLLECTIONSアプリケーションは、美術館の彫刻、ブロンズ、アンティークドローイング、絵画、版画、原稿、家具、図書、古い写真など美術館の様々な部署からすべての情報を中央に集めて管理しています。
中京産商株式会社は昭和24年に設立、高圧ガス全般及び溶接機、溶接材料に加えて、新建材および住宅関連商品の販売、さらに電子関連部品の取り扱いの３部門を展開しています。2007年より4D Serverとクライアント、Webサーバーを駆使して容器管理、債券管理、売上管理、在庫管理、給与計算、車両管理など業務システム全般を効率化しています。現在は40名が利用し、さらに経理業務、支払管理、資金管理、株式管理、固定資産管理なども開発中です。
函館大谷短期大学は、1963（昭和38年）に開学。母体は1888（明治21）年に北海道函館に創立された女学校で125年の歴史を持っています。関連機関には幼稚園と高等学校があります。
14年前より高等学校と短期大学の基幹システムとして4Dベースのアプリケーションを使用しており、入試、教務、実習管理、教員・職員の勤怠管理、学生の就職・進学の管理および情報提供をおこなっています。特に勤怠管理と就職のための求人票の閲覧にはWebサーバー技術も取り入れていて、多くの職員と学生が利用しています。
愛知学院大学図書館情報センターでは、昭和50年より蒐集されている世界の貴重資料の一部を公開しています。4Dを使用した「貴重書デジタルギャラリー」を製作し、広く国内外の学術研究に役立てることを目的としています。分野別に検索ができ、解説や書誌データが参照できます。今後は本文のデジタル化も進めていく予定です。
The IUT Saint-Dié-des-Vosges（サン=ディエ=デ=ヴォージュの工学系の短期大学）は、ロレーヌ大学傘下の教育機関です。そのIT学部では、2017/2018年に以下の３つのコースでアプリケーション開発者を訓練しています：
• コンピューティングの２年卒業コース (Two-year diploma (DUT) in Computing) : 学生数95名 (1年生52名と2年生43名)
• 「インターネットとモバイルメディア」専門課程：18名
• 「サウンドとイメージ技術 - 3Dコンピュータ・グラフィックス」専門課程：17名
株式会社岡田屋は昭和30年に創業した漬け物の製造販売および卸売り会社です。3000～4000アイテムの材料を管理する仕入システムを4Dベースで構築し、業務に利用しています。4Dは15年以上前からビジネスに導入し、社長自ら開発を手がけました。FAXによる自動発注、バーコードによる在庫管理などを一元管理しています。市販の財務ソフトとデータを共有することで効率性を高めています。将来的には農産物加工業務を拡大していくプランを計画しています。
システム設計、開発、コンサルティングを行う会社として1993年に設立。クライアント／サーバアプリ、Webサービスの開発に4Dを使っています。
肥後物産株式会社は、熊本県にある畳表の卸販売会社です。1940年に創業し、地元の熊本産畳表にこだわって販売を続けています。社内で育成したITコーディネータにより、4Dをベースとした、顧客の「好み」を数値管理した在庫情報を顧客専用のWebで公開して、新規顧客の開拓を効果的に行えるようになりました。2006年には経済産業省の設置したIT経営応援隊が製作したテキストに採用、2010年にはすぐれたIT経営実践の成功事例を集めた「九州IT経営力大賞」において「ITユーザー賞」を受賞しました。